ChatGPT agentは提供終了|後継ChatGPT Workとの違い・使い方

提供終了した旧ChatGPT agentからChatGPT Workへ移行し、調査・アプリ・ファイルから完成物を作る流れ AI・Webサービス
旧ChatGPT agentと後継ChatGPT Workの役割を比較

結論:従来のChatGPT agentは提供を終了し、長時間の複数ステップ作業はChatGPT Workへ移行しました。旧agentの月40回・月400回といった回数表は、現在のWorkの利用条件として読み替えられません。Workは対象の有料プランへ段階的に提供され、利用量はCodexと同じ仕組みで管理されます。

この記事では、旧ChatGPT agentを探している人に向けて、何が変わったのか、Workで何ができるのか、Chat・Work・Codexの使い分け、対応環境と注意点をOpenAI公式情報から整理します。

ChatGPT agentは提供終了、後継はChatGPT Work

OpenAI Help Centerは、ChatGPT agentについて「現在は利用できない」と案内し、長時間の複数ステップ作業や完成物の作成にはChatGPT Workを使うよう示しています。2026年7月9日のChatGPTリリースノートでWorkが発表され、Web・モバイル・デスクトップへ順次展開されました。

確認項目 旧ChatGPT agent 現在のChatGPT Work
現在の状態 提供終了 対象アカウントへ段階的に提供
主な目的 調査とWeb操作を組み合わせたオンラインタスク 調査・分析・アプリやファイルをまたぐ作業・完成物の作成
利用開始 ツールメニューや/agent ChatGPTでChat/Workを切り替える
利用量 プラン別の月間実行回数 Codexと同じ利用構造。作業内容により消費量が変わる
ブラウザ作業 組み込みブラウザを利用 対応するクラウドブラウザやデスクトップ環境を利用

「agent」という一般的な言葉や過去のヘルプ項目が残っていても、旧agent modeの操作手順や上限を現在のWorkへそのまま当てはめないことが重要です。

移行で変わった4つのポイント

1. 開始場所はツールメニューからChat/Workの切り替えへ

旧agentはChatGPTのツールメニューまたは/agentから開始する案内でした。現在はChatGPT内で、短いやり取りに向くChatと、長い作業を任せるWorkを切り替えて使います。デスクトップアプリでは、まずChatGPTを選び、その中でChat/Workを選択します。

2. 調査だけでなく「完成物」までが明確な役割になった

Workは、調査や分析に加えて、文書、表計算、プレゼンテーション、レポート、Sitesなどの完成物を作る用途として案内されています。単に情報を集めるのではなく、条件を確認しながら複数工程を進め、使える形で成果物を返すことが中心です。

3. Web・モバイルはクラウド、デスクトップはローカル作業にも対応

WebとモバイルのWorkはクラウドで動作します。デスクトップアプリでは、プランとワークスペース設定が許可している場合、必要なローカルファイルやデスクトップアプリへのアクセスを個別に許可して作業できます。Web・モバイルのWorkが、利用者のパソコン内のファイルへ直接アクセスするわけではありません。

4. 固定回数表から作業量に応じた利用構造へ

旧agentの公式ヘルプにはPlus月40回、Pro月400回などの上限が掲載されていました。一方、現在のWorkはCodexと同じ利用構造に従い、消費量はタスクの内容や長さで変わります。そのため、旧回数を現在の利用可能回数として案内するのは不正確です。最新の残量・追加クレジット・対象プランは、自分の契約画面と公式料金案内で確認してください。

Chat・Work・Codexの違い

体験 向いていること 代表的な依頼 選び方
Chat 短い質問、検索、相談、アイデア整理 「この発表の要点を3つ教えて」 会話しながらすぐ答えがほしい
Work 長い調査、複数工程、アプリやファイルをまたぐ作業、完成物 「公式資料を比較し、根拠付きの報告書にして」 途中経過を見ながら成果物まで任せたい
Codex コード作成、デバッグ、テスト、リポジトリ作業 「この不具合を直し、テストして差分を説明して」 ソフトウェア開発が中心

Web検索や通常の質問だけなら、Workを使う必要はありません。工程が長い、複数の情報源やファイルを扱う、最後に文書や表などの成果物が必要、という場合にWorkが候補になります。

ChatGPT Workでできること

調査と分析

公開情報や指定資料を調べ、論点、相違点、未確認事項を整理します。

ファイルを使う作業

許可したファイルを読み、要約、比較、表への整理、成果物への反映を行います。

アプリをまたぐ作業

接続を許可したアプリの情報を使い、複数の場所に分かれた材料をまとめます。

完成物の作成

文書、表計算、プレゼンテーション、レポート、Sitesなどの形に仕上げます。

ブラウザ作業

対応する環境でページを開き、情報確認や入力などの作業を進めます。

定期・監視タスク

Scheduled Tasksを使い、一度だけ、繰り返し、条件変化の監視として動かします。

できる範囲は、利用プラン、ワークスペースの管理設定、接続したアプリ、端末、付与したファイル権限によって変わります。画面に表示されない機能を、すべての対象者が同時に使えると断定することはできません。

対応プランと提供状況

2026年7月9日の発表では、WorkはFreeとGoを除く有料プランへ展開され、Pro、Pro Lite、Enterprise、Eduから先に、PlusとBusinessはその後に提供すると案内されました。現在の公式ヘルプも「対象アカウントへ段階的に展開中」としており、対象プランでもアカウントやワークスペースによって表示時期が異なる場合があります。

  • Web・モバイル:対象の有料プランで利用。クラウドで実行
  • デスクトップ:対象プラン・設定ならWorkを選択可能
  • Enterprise・Edu:管理者がWork、ブラウザ利用、ネットワーク利用などを制御できる
  • Free・Go:発表時点のWork提供対象外

対象プランでもWorkが表示されない場合は、段階提供の途中、ワークスペース管理者による無効化、役割別アクセス制御などを確認してください。

Workを始める基本手順

  1. ChatGPTへサインインする
  2. Web・モバイルでは画面上部、デスクトップではChatGPT内の切り替えからWorkを選ぶ
  3. 目的、参照してよい情報、使ってよいアプリやファイル、禁止する操作、完成物の形式を伝える
  4. 進捗を確認し、質問への回答、方向修正、重要操作の承認を行う
  5. 完成物の根拠、未確認事項、実行した操作を最後に確認する

依頼に含めるとよい項目

  • 目的:最終的に何を判断・完成させたいか
  • 範囲:対象期間、情報源、フォルダ、アプリ
  • 禁止事項:送信、購入、削除、権限変更など、勝手に実行してほしくない操作
  • 確認条件:どの操作の直前で止めるか
  • 完成条件:形式、長さ、根拠、検査項目

安全に使うための注意点

必要なファイルとアプリだけを許可する

ローカルファイルや接続アプリを使う場合は、タスクに必要な範囲だけを許可します。広いフォルダ、不要なメールボックス、関係のないアプリまで共有すると、誤操作や情報露出の範囲が大きくなります。

外部へ影響する操作は内容を確認する

送信、公開、購入、予約、削除、権限変更などは、対象、入力内容、送信先を確認してから進めます。「全部処理して」のような広い依頼より、実行可能な範囲と停止条件を明示する方が安全です。

Webページ上の指示を信用しすぎない

ブラウザ作業では、ページ内に作業目的と無関係な指示や悪意ある誘導が含まれる可能性があります。秘密情報の貼り付け、設定変更、ファイル送信などをページ側から求められても、当初の目的と権限の範囲に合うか確認が必要です。

完成物は根拠と未確認事項まで見る

Workが作った文書や表でも、誤読、古い情報、計算違いが起こる可能性があります。重要な判断に使う場合は、一次情報、対象期間、計算条件、未確認事項を人が確認してください。

旧agentの情報で読み替えない方がよい項目

  • /agentを入力する旧開始手順
  • Plus月40回、Pro月400回などの旧月間回数
  • 通常5〜30分という旧agentの所要時間目安
  • 旧agent固有のWatch Modeやブラウザ引き継ぎ手順
  • Operatorからagent modeへの移行だけで止まっている古い説明

これらは旧agentを理解する履歴としては役立ちますが、現在のWorkの提供条件、利用量、画面操作を説明する根拠にはなりません。

GPT-5.6の記事もあわせて確認

Workで選べるモデルや利用条件は、プランと画面によって異なります。モデルの位置づけ、API料金、処理モードを確認したい場合は、GPT-5.6 Sol・Terra・Luna比較で整理しています。ChatGPTの契約料金・Workの利用量と、APIの100万トークン当たり料金は別の仕組みです。

Free・Go・Plus・Pro・Businessの月額、利用上限、年払い、データ利用の違いは、ChatGPT料金プラン比較で確認できます。

よくある質問

ChatGPT agentはもう使えませんか?

旧ChatGPT agentは提供終了です。OpenAIは、長時間の複数ステップ作業と完成物にはChatGPT Workを使うよう案内しています。

ChatGPT Workは無料ですか?

2026年7月9日の発表では、FreeとGoを除く有料プランが展開対象です。対象プランでも段階提供やワークスペース設定により、まだ表示されない場合があります。

Plusは月40回、Proは月400回ですか?

それは旧ChatGPT agentの回数です。現在のWorkはCodexと同じ利用構造に従い、作業内容により消費量が変わります。旧回数をWorkへ流用しないでください。

WorkとDeep Researchは同じですか?

同じではありません。Deep Researchは詳細な調査レポートに向く機能です。Workは調査を含め、アプリやファイルをまたぐ複数工程と完成物の作成までを主な役割とします。

Webとデスクトップで違いはありますか?

Web・モバイルのWorkはクラウドで動き、パソコン内のローカルファイルへ直接アクセスしません。デスクトップでは、プランと設定が許可していれば、利用者が明示的に許可したローカルファイルやデスクトップアプリを使えます。

公式情報

情報確認日

2026年8月1日

まとめ

旧ChatGPT agentは提供を終了し、現在はChatGPT Workが長時間の複数ステップ作業と完成物を担います。開始場所、対応環境、利用量の仕組みが変わったため、旧agentの操作手順や月間回数をそのまま使わないことが重要です。

短い質問はChat、調査・アプリ・ファイルをまたいで成果物まで作る仕事はWork、ソフトウェア開発はCodexという役割で考えると選びやすくなります。利用前には、自分の契約画面、ワークスペース設定、公式ヘルプで現在の提供状況を確認してください。

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