運営者情報とこのブログの理念

【はじめに】運営者みさきと、灯台ブログの理念

はじめまして。
このブログ「灯台ブログ～夫の浮気にひとりで悩む、あなたへ～」を運営している、みさきと申します。

もしあなたが今、
夫のスマホを見てしまい、息が止まるような感覚の中にいるのなら。
眠れない夜、一人で天井を見つめながら、どうしようもない不安に押しつぶされそうになっているのなら。

どうか、思い出してください。
あなたは、決して一人ではありません。

この場所は、あの日の私自身が、喉から手が出るほど欲しかった、「たった一つの場所」を作るために始めました。

少し長くなりますが、どうか私の話を聞いてください。
私がなぜ、このブログを始めたのか。その理由をお話しさせてください。

夫のスマホに、知らない女の名前。

それを見たとき、テレビドラマみたいに泣き崩れたり、叫んだり、なんてことはありませんでした。
ただ、サーッと全身の血の気が引いて、頭が真っ-白になったのを、今でもはっきりと覚えています。

そこからの毎日は、地獄でした。

朝、味がしないご飯を無理やり飲み込んで。
仕事をしていても、頭の片隅に「あの女は誰だ」って言葉がこびりついて離れない。
彼の車の音が聞こえるたびに動悸がして、帰りが少しでも遅いと、息が苦しくなる。

「このままじゃ、私が壊れる」

そう思って、震える手でインターネットで検索したのが、「探偵浮気調査」の8文字でした。

正直、探偵なんて自分には全く無縁の世界だと思っていました。だから、どこに頼めばいいかなんて、分かるはずもありません。

「成功率99%」「業界最安値」「必ず証拠を掴みます」

どのサイトを見ても、同じようなことばかり書いてあって、もう何が本当かなんて判断できませんでした。

結局、私が最初に選んだのは、料金の安さだけで決めた探偵社。
これが、最悪の選択でした。

契約した途端に電話の態度はそっけなくなり、数日後に出てきた報告書は、彼がカフェでお茶をしているだけの写真が数枚。「これ以上の証拠は難しいですね」の一言で、数十万円が泡のように消えました。

お金も悔しい。
でも、それ以上に、自分の甘さと、まるで馬鹿にされたような気持ちで、情けなくて、悔しくて、涙も出ませんでした。

でも、ここで泣き寝入りするなんて、絶対に嫌だった。
このまま、何も知らなかった弱い私で終わりたくなかった。

そこから、何かに取り憑かれたように調べ始めました。

探偵業法なんていう法律があることも初めて知って、何度も読み込みました。
料金体系（時間制、パック料金、成功報酬）の違いをノートに書き出して、それぞれのメリットとデメリットを徹底的に比較しました。
ありとあらゆる口コミサイトを見て、サクラレビューを見抜くための自分なりの基準も作りました。

まるで仕事みたいに、エクセルで各社の比較表まで作って。
そうやって知識で自分を武装して、次に選んだのが、料金は少し高めでも、面談での説明が一番まともだった探偵社でした。

私のまとまらない話を、急かすことなく静かに聞いてくれて、調査のリスクについても正直に話してくれたのが、最後の決め手でした。

結果、彼らが掴んできた証拠は、言い逃れのできない、完璧なものでした。

すべてが終わった時、私の中にあったのは、悲しみや怒りよりも、ある種の達成感と、そして強烈な「なんで？」という思いでした。

「なんで、こんなに遠回りしなきゃいけなかったんだろう？」
「なんで、最初の探偵選びで、あんなに無駄なお金と心をすり減らさきゃいけなかったんだろう？」

もし、正しい知識さえあれば。
もし、信頼できる探偵社のリストが一つでもあれば。
もし、たった一人で悩まずに済む場所があったなら。

最初の失敗は、防げたはずなんです。
あんなに孤独な思いを、しなくて済んだはずなんです。

このブログは、あの時の私が喉から手が出るほど欲しかった、「たった一つの場所」です。
私が時間とお金、そして数えきれないほどの涙を払って手に入れた、全ての知識と経験を、ここに注ぎ込みます。

ここは、探偵をただ比較するだけの、冷たい情報サイトではありません。
暗闇の中で一度は絶望し、それでも自力で光を見つけ出した、一個人のリアルな記録です。

私の名前は、みさき（岬）といいます。
岬の先端で、嵐の海にいるあなたの進むべき道を照らす、灯台のような存在でありたい。
そんな想いを、この名前に込めました。

もしあなたが今、あの日の私と同じ痛みの中にいるのなら、どうか思い出してください。

あなたは、一人じゃない。
私が、あなたの時間も、お金も、そして何より、あなたの心も、絶対に無駄にはさせません。

これから、どうぞよろしくお願いします。

みさき